俳優でありシンガーソングライターの椎名琴音、作編曲家でピアニストの桑原まこ、
そして、映画監督の岩井俊二という世代もフィールドも異なる音楽ユニット《ヘクとパスカル》。
テレビドラマ『なぞの転校生』の挿入歌として話題となった「風が吹いてる」が、
彼らの手によるものといえば、ピンと来る方も多いかもしれません。
そんなヘクとパスカルから「風が吹いてる」の生演奏ver. が届きました！
高校の音楽室で撮影されたどこかノスタルジックな映像は岩井俊二監督の手によるもの。
生演奏ならではの風通しのいい歌声と、寄り添うように奏でられるピアノの演奏をお楽しみください。（りと）
<ヘクとパスカル>
少女の儚さと包み込むような母性を併せもつ独特なヴォーカルと、繊細なピアノ、圧倒的な物語性で、
唯一無二の世界観を構築しているヘクとパスカル。
俳優で ありシンガーソングライターの椎名琴音、作編曲家でピアニストの桑原まこ、そして、映画監督の岩井俊二という、世代もフィールドも異なる3人によって
2013年に結成。はじめてレコーディングした “風が吹いてる” が、テレビドラマ『なぞの転校生』（2014年）の挿入歌としてオンエアされると、問い合わせが殺到し
話題を呼んだ。メンバー全員が作詞作曲をこなし、枠 にとらわれない自由なスタイルの音楽活動を目指している。
椎名琴音
Shiina Kotone
俳優・シンガーソングライターとして活動しながら、多摩美術大学映像演劇学科に通っている。
俳優デビューは、山下敦弘監督「エアーズロック」
その後も、映画・ドラマ・PV・舞台にフリーで活動の場を広げる。2013年、アノレに所属。
2012年から独学で作曲作りを始める。その後、リップスライムのMCペスとDJフミヤや岩井俊二監督に見出され、本格的な音楽活動をはじめる。
リップスライムのアルバム「GOLDEN TIME」でゲストボーカルを勤める。
現在、ソロ活動と共に、岩井俊二監督と作曲家桑原まことのユニット「ヘクとパスカル」を始動。
「なぞの転校生」では太田くみ役を演じるとともに、「風が吹いてる」という挿入歌も担当した。
桑原まこ
Kuwabara Mako
1987年生まれ。東京音楽大学作曲指揮専攻(映画放送音楽コース)卒業。ヤマハエレクトーンコンクール全日本大会銀賞受賞やアルゴキッズミュージカルの奏者を務めるなど、幼い頃から音楽活動を始め、高校1年の時に東映アニメーション画ニメ「女生徒」で音楽を担当。作編曲家としての最近の主な活動は、「めざましテレビ2014」オープニングBGM、ドラマ「なぞの転校生」「泣いたらアカンで通天閣」、映画「遠くでずっとそばにいる」「ダブルスカイ！」、CM「明治チョコレート効果」「東芝FlashAir」「キットカットグランウエファー」、「世界発！コロンブスの台所」テーマ曲、舞台「PERSONA3-ペルソナ3-青の覚醒」「ペルソナ4 the EVOLUTION」、ミュージカル「emptyrecord-からっぽ-」な ど。ピアニストとしては、ミュージカル「ファンタスティックス」「ドラキュラ」、舞台「大泉ワンマンショー」、映画「探偵はBarにいる」など。その他、音楽助手、歌唱指導、稽古ピアニストなどとしても数多くの作品に携わっている。